987P線毛保有大腸菌の哺乳豚からの分離
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概要
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3農場の哺乳豚99頭の下痢便および64頭の正常便から987P保有大腸菌の分離を試みた. 寒天培地培養菌を用いたスライド凝集反応においては, 15頭から分離された19株に987Pの保有が認められ, 半合成液体培地培養菌を用いた場合には, 21頭から分離された39株に認められた. 987P保有大腸菌が分離された子豚の数は, K88保有菌が分離された子豚とほぼ同数となり, 987Pの検出には半合成液体培地培養菌を用いるのが有用であった.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1990-10-15
著者
-
山本 昭義
塩野義製薬(株)
-
植村 興
大阪府立大学大学院・農学生命科学研究科獣医公衆衛生学講座
-
植村 興
大阪府立大学
-
植村 興
大阪府立大学 農生命科研究 獣医公衛
-
植村 興
大阪府立大学農学部 獣医公衆衛生学講座
-
高橋 直治
塩野義製薬(株)油日ラボラトリーズ
-
妹背 醇
塩野義製薬(株)油日ラボラトリーズ
-
高橋 清人
塩野義製薬油日ラボラトリーズ
-
高橋 清人
塩野義製薬(株)油日ラボラトリーズ
-
山本 昭義
塩野義製薬動植薬開発部
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