気温と日射量を要因とした飼料用トウモロコシの生長量予測モデル
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概要
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気象要因の年次的あるいは地域的変動を考慮した,飼料用トウモロコシの生長量予測モデルを作成した。モデルは,光合成,光合成生産物の各器官への分配,および各器官の呼吸消費が数式化されており,1日単位でこれらを算出する。光合成量は出芽以降の気温と日射量,発育段階および葉面積指数に基づき算出し,光合成産物は発育段階に応じて葉部,茎部,雌穂部および地下部に分配される。呼吸量は気温と発育段階に基づいて算出される。モデルによる計算値は,異なる年次および地域での測定値を良く再現した。さらに,異なる品種への対応を試み,変更すべきパラメータの検討を行った。
- 日本草地学会の論文
- 2002-04-15
著者
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