1-7 プロジェクトマネジメントにおける戦略的アプローチ
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概要
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プロジェクトの管理目標となる品質, 予算, 納期は近年, 益々厳しい条件が課せられる状況にある. プロジェクトの業務遂行においては, これらの目標を達成すべく必要な経営資源が投入される. 経営資源の効果的な運用は, 担当する人的資源の質に依存する. 特に予算, 納期の厳しいプロジェクトにおいては, 投入する人的資源の質的効率を考えた業務遂行方策を考える必要がある. 各業務の達成度と遂行時間は, 業務を担当するエンジニア・クラスの質に依存する. そこで, 本稿では, 戦略的に各業務単位の達成度を固定化せずに, エンジニア・クラスの質に応じて段階的に業務を遂行する方策を考えた. この方策は, 各業務の達成度を可能な範囲内で任意に定めることにより, マンアワー・コストの最少化とタイム・スケジュールの更なる短縮化を図ることができる.
- プロジェクトマネジメント学会の論文
- 2000-09-25
著者
-
越島 一郎
千葉工業大学プロジェクトマネジメント学科
-
梅田 富雄
千葉工業大学プロジェクトマネジメント学科
-
進藤 昭夫
名古屋商科大学 経営情報学科
-
越島 一郎
名古屋工業大学
-
越島 一郎
千代田化工
-
越島 一郎
千代田化工建設(株)cim技術室
-
梅田 富雄
千葉工業大学
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