哺乳動物におけるサーカディアンリズムの薬理
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概要
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Living organisms including humans drive circadian rhythm, and this rhythm influences the social structure and daily life of human beings. The suprachiasmatic nucleus (SCN) has been established as a pacemaker for mammalian circadian rhythm. There are many kinds of neurotransmitters and neuromodulators in this nucleus. The circadian systems are involved in oscillation, input (entrainment) and output (overt rhythm). Therefore in this review, pharmacological characteristics of circadian systems in relation to the SCN are discussed by focussing especially upon the roles of various neurotransmitters and modulators.
- 社団法人日本薬学会の論文
- 1994-09-25
著者
-
渡辺 繁紀
九州大学大学院薬学研究院薬効解析学分野
-
柴田 重信
九州大学 薬 薬理
-
柴田 重信
早稲田大学、人間科学部、薬理
-
柴田 重信
九州大学薬学部薬理学教室
-
渡辺 繁紀
九州大学薬学部薬理学教室
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