検索者の意図を的確にくみとる画像検索システム

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概要

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画像検索システムの多くは、検索キーにキーワードを採用している。しかし、多様な画像検索要求に対処できるだけのキーワードを予め付与しておくことは不可能であるので、検索者の意図の表現にしばしば制限が加えられ、必ずしも満足のいく結果が得られない。これに対して、検索キーに概略画、スケッチなどの視覚的表現を採用し、検索意図の表現の自由度を大きくする提案がなされている。逆に考えると、この方法は検索キーの暖昧さの増大を招き、検索者の意図が的確にシステムに伝わらなくするだけでなく、目的の画像が得られない場合に行う、結果を改善するための検索(改善検索と呼ぶ)の効果も下げてしまう。本稿では、検索キーに視覚的表現を用いた画像検索における検索キーの暖昧さを減らすために、システムから検索結果に関する詳細な情報をフィードバックすることを提案する。検索者は提示された情報をもとに改善検索を目的の画像が得られるまで繰り返す。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-09-05

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