分散並列処理による文書画像データベースシステムの設計

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
大量の文書画像を蓄積するシステムとして光ディスクを用いた画像ファイリングシステムがすでに実用化されているが、検索時に必要な書誌情報は人手で入力する必要かあり、この作業がユーザに大きな負担となっている。この負担を軽減するため、認識処理によって文書画像を理解し、自動的に書誌情報を登録することが考えられる。しかし、現在の認識処理技術では十分な認識率が得られないという問題がある。これらの状況をふまえ、認識処理の途中結果をDBに登録し、検索手法をそれに合わせることで認識結果の誤りによる検索漏れを防ぐ手法を提案する。この手法では、検索時の処理量が既存のDBよりも大幅に増加するが、分散並列処理による高速化によって実用的な検索時間を実現することが可能となる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1992-09-28

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク