アルゴリズムに関する知識表現についての考察 : ベクトル化手法を例として

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概要

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画像処理の分野では、現在、同じ事を行うアルゴリズムが多数提案されている。現状では、例えばSPIDERで見られるようにサブルーチンとして代表的なアルゴリズムを全て収録し、ユーザにその選択を任せている。登録されている手法は、原理的には異なったものであり、同じ画像に適用すれば結果は当然異なったものになると期待されている。しかし、アルゴリズムは多くのパラメータを含む事、結果が対象とする画像に大きく依存することなど問題を複雑にしている原因が多く存在し、この期待はあまり検証されていない。本稿ではベクトル化処理を例として原理的に異なるアルゴリズムが真に異なる結果を生成するかどうかについて検討する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1988-09-12

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