CMOS回路における最大変化ゲート数の評価手法について
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概要
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本論文では,CMOS組合せ回路において同時に変化可能なゲートの最大数を求める方法について考察したものである.本論文では,分枝限定法によって最大変化ゲート数を求める手法と,全数探索が困難な回路に対して最大変化ゲート数の近似値を求める手法を提案する.また,回路構造を利用した探索空間の縮小方法についても考察し,バックトラック回数を削減する方法として,部分的全数探索を反復する手法を提案する.提案した手法をISCAS'85,ISCAS'89ベンチマーク回路に対して実験を行った結果,小規模回路では,最大変化ゲート数が容易に評価できることが確認された.また,全数探索が困難な大規模回路についても,ランダムベクトルを印加する場合に比べ,より最大変化ゲート数に近い近似解を求められることが確認された.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-25
著者
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