生体分子相互作用の速度論解析に適したプラズマ重合膜を用いる表面プラズモン共鳴バイオセンサーチップ
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概要
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表面プラズモン共鳴(SPR)バイオセンサー用の新しいチップの特性について報告する。プラズマ重合膜を利用することで, 従来のセンサーチップ(デキストラン)に比べて拡散律速の影響をうけにくいために、速度論解析に有効である。それは, プラズマ重合膜表面にリガンドが二次元的に高密度に固定化され、アナライトのアクセスが容易であるためと考えられる。さらに、チップは全てのドライプロセスで作製可能であるため、高品質で、量産可能であるなどの利点もある。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-11-23
著者
-
軽部 征夫
東京大学先端科学技術研究センター
-
六車 仁志
芝浦工業大学
-
佐藤 公治
大日本印刷株式会社
-
軽部 征夫
東京工科大
-
永田 良平
大日本印刷株式会社
-
中村 瑠奈
大日本印刷株式会社
-
内山 茂
大日本印刷株式会社
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