局所的プラズマ処理を利用するタンパク質パターンニング(有機材料・一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ポストゲノム時代のツールとして不可欠なプロテインチップのコア技術であるタンパク質のマイクロパターンニング形成を行った。プラズマ処理により、タンパク質を吸着できる領域とできない領域の表面パターンを形成した。テトラグリムのプラズマ重合膜を形成(非結合表面)したのち、シャドーマスクによってヘキサメチルジシロキサンのプラズマ重合処理(結合表面)を部分的に行った。その上にタンパク質(抗体)が選択的に吸着し、意図したパターンニングの形成を遂行できた。タンパク質の固定化の際に、フラーレンを使用した場合、タンパク質が疎水性部分に選択的に吸着し、フラーレンを使用しない固定化法と逆のパターンニングが形成された。一次抗体をパターニングした表面へ二次抗体を反応させるると特異的な反応のみがパターニングが観測された、これは、一次抗体がその活性を保持したまま、立体障害などを受けないように活性部位が適切な配向を持って固定化されたことがわかる。この手法は、従来の手法(スポッティングなど)に比べて簡便で、ドライプロセスであることが特徴である。
- 2010-05-20
著者
関連論文
- 半導体技術を用いる新規ニードル型バイオセンサー
- 半導体プロセスで作成するニードル型グルコースバイオセンサー:新規薄膜銀/塩化銀参照電極とプラズマ重合膜の利用
- プラズマ重合膜で補強したカーボンナノチューブを用いる電気化学センサ(有機材料・一般)
- プラズマ重合膜で補強したカーボンナノチューブを用いるNADHセンサ動作の低電位化(有機材料・一般)
- 局所的プラズマ処理を利用するタンパク質パターンニング(有機材料・一般)
- カーボンナノチューブとプラズマ重合膜を用いる化学/バイオセンサ(有機材料・一般)
- カーボンナノチューブを基盤とする酵素センサ動作の低電位化
- カーボンナノチューブを用いるNADセンサ動作の定電位化
- グルコース脱水素酵素とカーボンナノチューブとプラズマ重合膜を利用するバイオセンサ
- 基板上へのカーボンナノチューブの直接成長と酵素センサへの応用
- プラズマ重合薄膜で強化したカーボンナノチューブを用いるNADHセンサー
- グルコース脱水素酵素, カーボンナノチューブ, およびプラズマ重合薄膜からなる電極を基盤とする電流検出型グルコースバイオセンサ
- プラズマ処理とナノ材料を用いるタンパク質パターンニング技術(有機材料・一般)
- グルコース脱水素酵素とプラズマ重合膜を用いるグルコースセンサ
- カーボンナノチューブとプラズマ重合を用いる酵素センサ
- プラズマ重合膜を基盤とする生物燃料電池
- 酵素/プラズマ重合膜複合体の形成と評価およびそのバイオセンサー特性(バイオエレクトロニクス・一般)
- フェロセンプラズマ重合を用いるメディエータバイオセンサー(バイオエレクトロニクス・一般)
- プラズマ重合膜を用いる新世代バイオセンサー
- 表面プラズモン共鳴センサーの理論解析 : 金属コーティング層の屈折率と膜厚のセンサー感度への影響(化学センサ一般)
- 表面プラズモン共鳴バイオセンサー (特集 分析技術の進歩と話題)
- 表面プラズモン共鳴センサーの理論解析:金属上コーティング層の屈折率と層厚のセンサー感度への影響
- 半導体技術を用いる新規ニードル型バイオセンサー
- 水溶性ターチオフェンの光生物学的利用
- 水溶性ターチオフェンの光生化学的利用
- 水溶性オリゴチオフェン化合物の光生化学
- 集積型神経電極を目指した光制御細胞膜穿孔技術
- 生体分子相互作用の速度論解析に適したプラズマ重合膜を用いる表面プラズモン共鳴バイオセンサーチップ
- ヘキサメチルジシロキサンプラズマ重合膜を基盤とした薄膜グルコースバイオセンサー
- ヘキサメチルジシロキサンプラズマ重合膜を基盤とした薄膜グルコースバイオセンサー
- カーボンナノチューブを基盤とするアンペロメトリックバイオセンサ動作の低電位化 (有機エレクトロニクス)
- プラズマ重合有機超薄膜表面への細胞・タンパク質の吸着・成長挙動
- プラズマ重合膜を用いたバイオセンサーの設計
- 化学センサ2006 プラズマ薄膜を用いたバイオセンサ
- 進歩総説 表面プラズモン共鳴
- 蒸着重合法で作製するオリゴチオフェンを骨格に持つ配向性高分子薄膜
- プラズマ重合膜を利用したバイオセンサーの設計
- 局所的プラズマを用いるタンパク質のパターニング技術
- 蒸着重合法で作製したオリゴチオフェンを骨格に持つポリアミドおよびポリイミド薄模の分子配向
- バイオセンサーのインターフェース設計 - プラズマ重合膜の利用 -
- 金属性単層カーボンナノチューブを利用したバイオセンサ
- カーボンナノチューブを基盤とするアンペロメトリックバイオセンサ動作の低電位化(センサ,デバイス,一般)
- カーボンナノチューブとグルコース脱水素酵素を利用するバイオセンサ(センサ,デバイス,一般)
- 金属性単層カーボンナノチューブを利用したアンペロメトリックバイオセンサ
- 半導体性カーボンナノチューブを用いるNADHセンサ
- カーボンナノチューブとプラズマ重合膜および電子伝達媒介物質を用いるアンペロメトリックバイオセンサ
- ニュートラルレッドで機能化したカーボンナノチューブ/プラズマ重合膜で構成される電極を利用するNADHの選択的検出
- 見る, 聴く, 触る-バイオセンサの動向
- 見る,聴く,触る—バイオセンサの動向
- C-13-3 プラズマ重合膜と金属性カーボンナノチューブを用いるグルコースバイオセンサ(C-13.有機エレクトロニクス,一般セッション)
- 21322 実測による立体骨組みの振動特性推定手法の検討 : (その2)多点時刻差測定の検証と免震建物の地震応答(建物常時微動(1),2013年度日本建築学会大会(北海道)学術講演会・建築デザイン発表会)
- 21321 実測による立体骨組みの振動特性推定手法の検討 : (その1)RC超高層集合住宅への適用(建物常時微動(1),2013年度日本建築学会大会(北海道)学術講演会・建築デザイン発表会)