時空間平均隣接数に基づく二値化しきい値決定法

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概要

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「平均隣接数」に基づく二値化しきい値決定法を三次元に拡張して時空間画像に適用し、動画像を二値化する適応的しきい値決定法を提案する。本手法によれば、抽出対象領域の空間的・時間的連続性が時空間画像の二値化結果の「平均隣接数」により評価され、時間的連続性の少ない突発的blobノイズなどの影響が少ない適切なしきい値が決定できるため、露天環境下でも安定な二値化が行えることを示す。本稿では、まず二次元の平均隣接数二値化法についてその原理を概説し、時空間画像に適用するためにこれを三次元に拡張する。そして、ハードウェア化に適した高速化アルゴリズムを紹介し、最後に代表的な二値化法との比較を行う。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-01-21

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