時空間画像を用いた車群速度計測

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概要

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道路交通分野において画像処理を用いた交通流計測センサが実用化されている。画像処理は、個々の車両の抽出が基本となるが、渋滞を含む重交通流時においては、車両の重なりの発生のため車両抽出が困難となる。本稿では、重交通流時においても、複数の車両を群としてとらえ、その車群速度の計測を行える手法を提案する。本方式では、時空間画像を方向軸と時間軸からなる2次元の画像に変換するDTT法を用い、得られるDTT画像の多地点におけるデータのパターンマッチングにより車群の異動時間を求め、地点間距離とから車群速度を計測する。また、本方式を道路画像に適応した実験結果についても述べる。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-10-15

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