平均隣接数によるしきい値決定法の多値化への応用
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概要
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しきい値を変えながら2値化したときの連結成分のまとまりの良さを表す尺度として平均隣接数を定義し,これを評価関数とするしきい値決定法を提案した.まず図1のように隣接数を定義する.すなわち3×3の2値パターンにおいて,中心が1であるとき,その8近傍の1の数を隣接数と呼ぶことにする.そしてそれぞれのしきい値に対する2値画像において,1の点に関して隣接数の総和を求め,これを1の点の総数(面積)で割った値を平均隣接数と定義する.平均隣接数はしきい値の関数になる.[figure]
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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