仮想衝突行程に基づく物体抽出法
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概要
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背景を含む画像から特定の対象物を抽出する手法として、エッジをベースにし、エッジ以外の非境界点を対象物に属する内部点と属さない外部点とに分けることによって行う手法を提案する。本手法では、各非境界点を起点として、予め設定された移動距離と確率的に選択される方向とに基づいて決定される画素を順次選択することによって、仮想衝突行程と呼ぶパスを生成する。そして、この仮想衝突行程の生成過程で得られた情報を基に、非境界点が内部点か外部点かを判定する。本手法は、エッジをベースにしながら、2値化処理のように、対象物を1つの領域として抽出できる。シミュレーション画像及び実画像を用いた実験により、本手法の有効性を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-03-18
著者
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中村 高宏
三菱電機
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古澤 春樹
三菱電機
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谷口 博康
三菱電機
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谷口 博康
三菱電機産業システム研究所
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中村 高宏
三菱電機産業システム研究所
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古澤 春樹
三菱電機産業システム研究所
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富田 悟
三菱電機産業システム研究所
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富田 悟
三菱電機株式会社 産業システム研究所
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