頭部伝達関数の補間の検討
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概要
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HRTFは方向に依存した特性関数であるため, 測定した音源方向については忠実な立体音場が再現できるが, その他の方向については再生の精度が悪くなる. HRTFが補間可能であれば, この問題の解決につながる. 本研究では, 補間手法として(1)線形2点補間(2)主成分分析を用いた補間の2手法を用い, 時間領域と周波数領域において水平面上のHRTFの補間を行なった. 音源定位評価に基づいた補間性能の評価を行なった結果, 水平面上のHRTFを45°間隔で測定し補間を行なった場合でも, 十分な定位が可能であることが示された.
- 1997-09-11
著者
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板倉 文忠
名古屋大学
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梶田 将司
名古屋大学情報連携基盤センター
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西野 隆典
名古屋大学情報メディア教育センター:(現)三重大学大学院工学研究科
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武田 一哉
名古屋大学
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西野 隆典
名古屋大学エコトピア科学研究所
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