自動生成を目的としたVLIW CPUのアーキテクテャに関する検討

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概要

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与えられた応用プログラムの特性に応じてCPUの演算器構成を決定し,ハードウェア記述を自動生成することを目的とするVLIW CPUのハードウェア構成について検討を行なった.検討の際,特に演算器とレジスタファイルの接続方式に注目し,グローバル・レジスタ型,ローカル・レジスタ型の2種類の方式について,両者のハードウェアコストと性能の比較を行なった.同じハードウェアコストで両者の性能を比較した結果,ローカル・レジスタ型ではレジスタファイルに必要なハードウェアコストが少ないため,グローバル・レジスタ型と比べてより多くの演算器を持つことができた.また,コンパイラによりオブジェクトコードの最適化を行なえば,ローカル・レジスタ型のアーキテクチャはグローバル・レジスタ型よりも高性能になりうることが知られた.
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-07-29

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