摺りコンタクトの接触信頼性 : 接点グリスの影響

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概要

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小型機構部品の中でも、位置検出や状態検出目的に用いられる小型の摺りコンタクトスイッチは、スナップアクション機構に比較して、接触信頼性が劣ると言われている。本研究では摺りコンタクトの接触信頼性を接点グリスの観点から評価し、接点グリスの特性とスイッチの動作機構の関連を評価した結果、接点グリスの金属吸着能があがるとスイッチの機械的特性が向上するが、接触信頼性は低下する傾向があることが確認された。しかし、適正な配合比を保ったグリスを使用することによって、スイッチの動作パラメータの影響を受けにくくかつ、接触信頼性を維持することが可能となる。
社団法人電子情報通信学会の論文
2001-10-12

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