TO_Xガス浄化のためのカーボン付着物の分析

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概要

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CH_4のみ、もしくはCH_4とN_2+NOの雰囲気中で短間隙放電もしくはバリア放電を行うと、電極表面にカーボン付着物がつく。この前処理を施してNO_Xガス分解を行うと、NOの分解率が高いことが今までの研究より明らかになっている。本研究では、このカーボン付着物の組成を調べた。FT / IR・FT / ラマン分析による測定の結果、カーボン付着物はC-H結合を持った脂肪族であると考えられる。直流または交流で前処理を施した場合、カーボン付着物の組成は黒くなった部分においては差がないと考えられる。NO分解反応において、カルボキシル基(-COOH)がNO(30)と酸・塩基反応を起こしていると考えられる。このことがNO_X分解を有効にすすめている反応だと考える。
2000-05-12

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