2相同期した結合発振器にみられる位相反転波
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概要
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近年、van der Pol発振器をインダクタで梯子状に結合した回路において、隣接した発振器回路間の位相状態が同相から逆相、もしくは逆相から同相へと次々に変化していく波動現象が発見された。この現象が安定に継続する状態を位相反転波と定義し、解析を行ってきた。本研究において、2相同期した状態においても位相反転波が存在する確認した。回路実験と数値実験によってこの現象を観察し、これまでに報告された現象との違いを考察する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-11-17
著者
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山内 将行
広島工業大学工学部電子情報工学科
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西尾 芳文
徳島大学工学部
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山内 将行
徳島大学工学部
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牛田 明夫
徳島大学工学部
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奥田 政弘
徳島大学工学部電気電子工学科
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牛田 明夫
徳島文理大学工学部
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