環状に5個結合した発振器回路における対称性をもつ周期解について

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概要

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本報告では、抵抗で環状に結合した発振器回路に見られる対称性をもつ解について、群論の共役類を用いた解析方法が効果であることを結合数を5に限定して述べる。従来、結合発振器は、弱非線形の場合にはモード解析などにより周期解の存在や安定性の問題はほぼ解決されている。また、結合数が少ない場合には、群論の部分群を主に利用して対称性をもつ周期解の分類が行われている。しかし、結合数が多くなると部分群の数が膨大になり効率的に解析することができなかった。本報告では、共役類を用いて対称性をもつ解を分類することができることを示す。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-06-17

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