レーダ受信信号の高速復調処理フィルタ設計法
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概要
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レーダシステムでは、受信信号に含まれる目標信号を検出する信号処理と、追尾フィルタを用いて、目標信号の位置を推定する追尾処理が行なわれる。信号処理では、受信信号を復調し、閾値処理により目標信号が検出される。通常、このような信号処理は全ての観測領域からの受信信号について行なわれるが、追尾中の目標については追尾フィルタにより推定された目標の存在する可能性の高い領域(参照領域)からの受信信号のみ信号処理の対象とすることで信号処理演算量を低減できる。参照領域における受信信号だけを抽出する復調処理では、参照領域に実際に目標が存在し、さらに固定スレッショルドにより目標検出される確率を目標捕捉確率として、この確率と処理演算量が性能評価基準となる。ここでは、参照領域の受信信号の抽出にFIRフィルタを用いたスペクトルデシメーションの応用を考え、演算処理の低減を図りつつ、捕捉確率を最大化する簡便なFIRフィルタの設計法を考察する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-02-16
著者
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