ステレオ視による月面着陸機の速度計測
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概要
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近年, "月" は人類の宇宙活動の拠点として期待されている. 月面への軟着陸は, 多くのミッションの大前提であり, 極めて重要な局面である. 軟着陸を実現するためには, クレータ等の障害物を回避し, 平坦な領域に誘導するとともに, 着陸機の高度や速度, 月面の傾斜等を計測し, 降下速度や姿勢を制御する必要がある. 本報告では, 着陸機に搭載したステレオカメラによって, 着陸機の速度を高精度に計測する方法, 及び, 月面を模擬して作成したCG画像を用いて行なった実験について述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-05-28
著者
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服部 寛
(株)東芝関西研究所
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山口 慶剛
(株)東芝小向工場
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服部 寛
(株) 東芝 研究開発センター
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服部 寛
(株)東芝 研究開発センター
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服部 寛
(株)東芝
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服部 寛
株式会社東芝研究開発センター
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山口 慶剛
(株)東芝情報・社会システム社
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