テンプレートマッチングを用いた航空機の後方乱気流の検出
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概要
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近年、空港における航空機の離着陸便数を増大させることが望まれている。多くの場合、滑走路の増設は困難であるため、航空機の離発着間隔を高密度化させることが考えられている。航空機の離発着によって滑走路上に乱気流が発生するため、離発着の安全性を確保しつつ高密度化させるためには乱気流の発生消失を正確に検出する必要がある。本論文では、ライダを用いて滑走路上の気流を計測する方法に注目し、観測された風速の鉛直面分布からテンプレートマッチングによって後方乱気流を検出する信号処理法を提案する。ここでは、NASA(米国航空宇宙局)のTerminal Area Surveillance System (TASS)によって導出された風速分布モデルを用いて、簡易にライダの受信信号を模擬して生成し、シミュレーションによって本検出方法の性能を評価している。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-05-28
著者
-
桐本 哲郎
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
-
大森 康伸
三菱電機(株)
-
大森 康伸
三菱電機株式会社 情報技術総合研究所
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大森 康伸
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
-
桐本 哲郎
三菱電機株式会社 情報技術総合研究所
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