DSPを用いた振幅制限付きカオス信号生成器とその秘密通信への応用について

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概要

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筆者らはインターネットなどのディジタル通信網での利用を想定した、カオス信号の生成システムの秘密通信への適用に関する研究をおこなっている。ここで筆者らはディジタルシグナルプロセッサを使用したシステムを提案しており、低ビットレートでの通信を目的として16ビット固定小数点演算を用いている。しかし、この場合、変復調時の計算過程における数値の幅は16ビット内に収まる値になるとは限らず、オーバーフローを起こす可能性がある。そのため、オーバーフローを回避する目的で筆者らはカオス変調システムに振幅制限を与えるための関数を加え、これを秘密通信のための符号化法に適用する研究をおこなう。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-12-11

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