Turbo符号のW-CDMAへの適用効果
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概要
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本検討では, 移動体通信における誤り訂正符号として, ターボ符号をW-CDMA伝送系に適用し, 特性の評価を行っている. まず, チャネルインタリービング遅延時間をパラメータとした評価を行い, 畳み込み符号と比較して, ほぼ同等かより少ない復号処理量で, 復号特性が1dB以上改善されることを確認している. 次に, 伝搬路のフェージング周波数やパス数をパラメータとして評価を行い, これらの伝搬路においてターボ符号の適用効果が高いことを確認している. 最後にマルチコード伝送における特性の評価を行い, ターボ符号は, 伝送多重数を大きくするにつれて復号特性が改善されることを示している.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-12-11
著者
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須田 博人
Ntt移動通信網 (株) ワイヤレス研究所
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安達 文幸
NTT移動通信網株式会社
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藤原 淳
Nttドコモワイヤレス研究所
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藤原 淳
Ntt移動通信網株式会社
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須田 博人
Ntt移動通信網株式会社
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