カオス理論を用いた上肢運動機能の定量的解析
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概要
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健常者と脊髄小脳変性症 (SCD) 患者およびパーキンソン病 (PD) 患者の上肢運動機能の定量化をはかるために, デジタイザとパーソナルコンピュータを用いたシステムで得られる描円運動時の波形から加速度波形および遅れ波形を作成し, それらをカオス理論を用いてフラクタル次元によって評価したところ, SCD群は加速度波形から, PD群は遅れ波形から導出した次元がそれぞれ健常群よりも低くなり, また, それぞれ疾患度が大きくなるにつれて次元が低くなったことから, 本手法の有効性が示唆された.
- 1998-01-31
著者
-
奥村 チカ子
熊本保健科学大学保健科学部
-
伊賀崎 伴彦
熊本大学工学部電気システム工学科
-
中西 亮二
熊本機能病院
-
村山 伸樹
熊本大学工学部 電気システム工学科
-
奥村 チカ子
沖縄リハビリテーション学院作業療法科
-
伊賀崎 伴彦
熊本大学工学部電気システムエ学科
-
奥村 チカ子
沖縄リハビリテーション福祉学院
-
奥村 チカ子
沖縄リハビリテーション学院
-
村山 伸樹
熊本大学工学部
-
伊賀崎 伴彦
熊本大学工学部情報電気電子工学科
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