同位置マイクロホンの伝達特性を利用したサウンドフォーカスと音源定位 : マイクロホンアレイとの比較(マイクロホンアレー・ブラインド分離・音源位置推定/一般)
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概要
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本論文では、同位置におかれたマイクロホンの伝達特性を利用した小型音響システムについて述べる。まず、マイクロホンアレイと提案手法との比較を行いながらマイクロホンアレイと提案手法との相似性について考察する。本手法は理論的に以下の3つの特徴を持つ。1)用意されたマイクロホンの数をNとしたとき、N-1方向零点を形成できる。2)外部環境からは独立であり、事前に調査可能な内部変数によって制御できる。3)同位置にマイクロホンを置くため、システムの小型化が容易である。本手法の持つこの特性は、サウンドフォーカス、及び、音源定位に応用することが可能である。本論文では提案手法の効果を理論的に検証し、いくつかの実験によってその性能を評価する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-06-18
著者
-
橋本 周司
早稲田大学理工学術院 先進理工学研究科
-
松本 光春
早稲田大理工
-
松本 光春
早稲田大学理工学部応用物理学科
-
MATSUMOTO Mitsuharu
Waseda University
-
Matsumoto Mitsuharu
Graduate School Of Advanced Science And Engineering Waseda University
-
Matsumoto Mitsuharu
Univ. Electro‐communications Chofu‐shi Jpn
-
橋本 周司
早稲田大学
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