2次元可変非整数遅延ディジタルフィルタの最適設計法
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概要
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1次元可変非整数遅延ディジタルフィルタはディジタル通信、高精度音声符号化と楽器のモデル化などの情報処理の分野にその有効性が注目されている。また、2次元可変非整数遅延ディジタルフィルタは画像などの2次元ディジタル信号の高精度補間に有用である。本論文では、我々は可変非整数遅延特性をもつ可変2次元FIRディジタルフィルタの最適設計法を提案する。本設計法は2次元周波数と可変2次元遅延パラメータの離散化を必要とせずに閉じた形の最適解を求めることができるため、設計に要する計算量を大幅に減らすことができる。
- 1999-12-17
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