窓函数を用いた時系列データの補間法に関する一検討 (<特集>マルチメディア・通信用LSIおよびDSP)
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概要
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不要イメージ除去法(従来法)と窓函数法の2つの補間方式を比較した. 窓函数法は入力信号に窓を掛けてから理想LPFに通す方法である. 窓をうまく設計すると狭い窓巾のものでも, 精度の高い補間が可能となる. 補間誤差発生の原因は, 従来法の場合, フィルタの不完全性であり, 窓函数法の場合, スペクトル広がりによる折り返し歪みである. 補間システムの設計で主要な特性は, 従来法ではフィルタ特性であるが, 窓函数法では窓のスペクトルである. 次に, 正弦波に対して精度の高い補間法が一般波形に適用出来るかの検討も行った結果, 任意波形に対する補間誤差は正弦波に対する補間誤差とほぼ同程度という解析結果が得られた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-10-18
著者
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