最適補間係数による時系列データの補間
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概要
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帯域制限された時系列離散データに対して、線形の補間を行う場合の補間誤差の2乗平均値を最小ならしめる補間係数のセットを、連立1次方程式を解くことにより求めた。さらにこれをもとにして、サンプリング定理により補間を行う場合の最適な窓函数を求めた。「最適窓函数」はガウス型に近く、時間制限されているにもかかわらず、その周波数スペクトルは高域に於ける減衰が極めて大きい。この補間係数を用いて補間を行った結果、少数のデータを用いても(窓巾が狭くても)良好な補間精度が得られた。ガウス窓を用いて補間を行うと、窓巾が狭いときはかなり良好な補間精度が得られるものの、窓巾がある程度以上に広くなると補間誤差は改善されなくなることも明らかにした。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-12-13
著者
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