講義の自動撮影系における音声・映像インデキシング

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概要

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本稿では、事後利用のために講義を記録する「講義のアーカイブ化」のために、講義の自動撮影系において集録された講義映像に対し、自動的に講義映像を区切りインデクスを付与する手法について述べる。我々は従来、講義室内で発生する状況を「動的状況」により表現し、それに基づき講義を自動撮影する研究を行ってきた。この自動撮影系においては、動的状況に基づく撮影が行われているため、収録された講義映像に対し、自動的に動的状況の名称をインデクスとして付与することが可能となる。そこで本稿では、自動撮影系において用いる動的状況として被写体の位置および音声レベルに基づく動的状況を導入することで、視覚的・音声的に適切なインデクスを講義映像に付与する手法を提案する。また、本手法を応用することにより、講義映像を含む複数メディアの自動アーカイブ化が可能となるので、これについても述べる。
社団法人電子情報通信学会の論文
2000-03-16

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