イメージベースモデリングによる柱面と回転面の対話的作成方法
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概要
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本論文では, 曲線を直線移動してできる平行掃引面(柱面)と, 曲線を回転してできる回転掃引面(回転面)の2種類の掃引面の形状モデルを作成するために, 画像をもとにユーザが計算機上で対話的にモデリングする手法について述べる.画像処理によって画像から物体領域の境界線を求め, その一部分の曲線を切り出す.この曲線を利用して, 掃引面をもつプリミティブ(3次元形状モデルの基本構成要素)を作成し, 作成したプリミティブを用いてモデルを組み立てる.ここで, 切り出した曲線は投影像であるので, 見え方によってはそのまま掃引面の記述に使用できない.そこで, コンピュータビジョンにおける形状復元の手法を導入し, ユーザとの対話的操作から得た情報をもとに, 見え方の影響を補正する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-05-20
著者
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美濃 導彦
京都大学総合情報メディアセンター
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美濃 導彦
京大
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池田 克夫
京都大学大学院情報学研究科
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福嶋 茂信
京都大学大学院法学研究科
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福嶋 茂信
産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究ラボ
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池田 克夫
大阪工業大学 情報科学部
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