GAを用いた二眼画像の特徴線分の対応付け
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
我々は, 直接像と鏡像との特徴点の対応付けについて, 頂点情報を基にGAを用いて行った.本稿では, 二眼画像の特徴線分の対応付けをGAにより行う.適応度は, 線分で構成される各閉路に注目線分が含まれるが否かの評価値である.その評価値の和を最大化することで対応付けを行う.ここで, 特徴線分数が多くなるとdead lockを生じた.その対策として2段階の対応付けで行う手法を提案する.まず, 第一ステップは, 1つの閉路に対応する他方の閉路の候補を隣接行列と線分接続情報とを用いてグラフ探索により求める.第二ステップは, この候補閉路を遺伝子の中に埋め込み, この中で最大適応度となるものを画像間の対応付けとする.本手法により, オクルージョンや多くの線分を含む二眼画像の対応付けが可能となることを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-01-11
著者
関連論文
- 平滑化スプライン関数による日本語アクセントの分析
- 画像処理による将棋棋譜の自動記録
- GAアルゴリズムを用いた人工生命体の視覚系シミュレーション
- 面ベース時空間相関法によるてんかん焦点の推定
- 円形単板圧電素子を分割した多素子超音波トランスデューサとニューラルネットワークによる水中物体の3次元画像化
- 免疫的アルゴリズムによる二眼線画像の対応付け
- ステレオ線画像のグラフ探索による対応付け
- GAを用いた二眼画像の特徴線分の対応付け
- 画像処理による将棋棋譜の自動記録
- 画像処理による将棋棋譜の自動記録
- GAによる直接像及び鏡像特微点の対応付け
- GAによる直接像及び鏡像特徴点の対応付け
- ホップフィールドネットワークによる最大2部グラフ問題の一解法(研究速報)
- 画像処理による囲碁棋譜の自動記録
- 面ベース時空間相関法によるオプティカルフロー
- 画像処理による新聞囲碁総棋譜の自動読み取り
- 物理モデルによる速度場推定と有限要素法による精度向上
- 物理モデルによる速度場推定と有限要素法による精度向上
- 物理モデルによる速度場推定と有限要素法による精度向上
- 部分的に隠蔽された回転体呈示時の錯視
- 糖尿病データベースネットワークにおけるインターネットの利用
- ランダムドットステレオグラムを対象とした立体視可能提示限界の眼球運動による知覚解析
- 回転錯視図形呈示時の主観的輪郭と錯視量の関係
- 時空間相関法による興奮皮質脳波のポテンシャルフロー
- 物理モデルに基づく画像処理による3D速度場推定
- GAによる視覚系の進化 -外敵と食料の識別-
- 幼児期・学童期における子音構音の発達過程の分析-語頭及び語中の子音の持続時間と構音歪との関係-
- 幼児期・学童期における子音構音の発達過程の分析
- ランダムドットステレオグラムによる立体視知覚限界の眼球運動解析
- 幼児・児童・障害児における音声言語発達研究の方法論について
- 幼児期・学童期における子音構音の発達過程の分析 -構音歪の知覚的検討-
- 幼児期・学童期における子音調音の発達過程の分析
- 平滑化スプライン関数による音声のピッチパターンのモデル化
- SP2000-27 極一零モデルに基づく音声分析合成系における木探索ベクトル量子化
- 言語発達過程における文字と概念からの発話での発話潜時に関する検討
- 幼児期・学童期における構音発達過程における子音構音歪の知覚的検討
- SP2000-40 幼児期・学童期における子音構音の発達過程の分析:構音歪の音響的、知覚的検討
- SP2000-29 平滑化スプライン関数による音声ピッチパターンのモデル化と分析
- 平滑化スプライン関数による音声ピッチパターンのモデル化における接点の自動選択法
- 極-零モデルに基づく音声分析合成系における周波数特性、時間特性を考慮した最適符号構成
- 極-零モデルに基づく音声分析合成系における周波数特性, 時間特性を考慮した最適符号構成
- 差分法による三次元モデルに基づく声道内の音波の数値シミュレーション
- ARMAモデルに基づく音声分析合成システム