SP2000-29 平滑化スプライン関数による音声ピッチパターンのモデル化と分析
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概要
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音声のピッチパターンのモデル化はアクセントや音声合成・認識の研究においてきわめて重要である。ピッチパターンのモデル化として藤崎モデルがよく知られている。本報では、藤崎モデルよりも柔軟で、しかも推定されたパラメータに対し理論的に一意性が保証されている平滑化スプライン関数に基づくピッチパターンのモデル化を提案し、その有効性を示した。また、与えられたデータ点から節点を自動的に選択する方法も提案した。実験結果より、次数は3次、藤崎モデルとほぼ同じパラメータ数でピッチパターンを表現可能であることが明らかとなった。また、平滑化スプライン関数の極大値から、アクセントの位置と高さの推定が可能であることを示した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-07-20
著者
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