映像を介したコミュニケーションの特徴分析
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概要
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スクリーン映像ごし対話の違和感について、分析と考察を行う。従来、遠隔オフィス間の映像ごし日常対話では、あいづちに代表される場面で違和感が指摘されていた。今回、会話分析による直接対面対話との比較により、映像ごし対話では、あいづちの相対的な開始時刻が100ms早くずれることを確認した。このずれは、明確な意識による制御能力を超える、微小な時間スケールである。従って、スクリーン映像ごし対話の違和感は、インタラクションにおける微視的な調整過程の現われであると考えられる。
- 1997-01-23
著者
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下嶋 篤
同志社大学文化情報学部
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岡田 美智男
豊橋技術科学大学
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岡田 美智男
Atr知能映像通信研究所
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岡田 美智男
Atr知能ロボティクス研究所
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片桐 恭弘
ATR知能映像通信研究所
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片桐 恭弘
(株)国際電気通信基礎技術研究所
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犬童 早苗
ATR知能映像通信研究所
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小磯 花絵
ATR知能映像通信研究所
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下嶋 篤
ATR知能映像通信研究所
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