運動物体検出メカニズムの計算モデル
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
自己の身体と外界の物体が同時に動くような状況では運動物体の網膜投影像だけでなく静止物体の網膜投影像も同時に動くことになる。それにもかかわらず我々は実際に運動する物体を検出できる。本論文では、この運動物体検出機能の神経メカニズムに対し、自己組織的機能形成の可能性を考慮して計算モデルを提案する。最初に運動物体検出のための新しい評価基準を提案し、その評価基準を用いることによりモデルを構成する。また、数値実験によってモデルの動作が所期のものであることを確認した。ここで提案するモデルは実際の神経系にその存在を仮定しても不自然ではないと考えられる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-03-20
著者
関連論文
- 顔の時系列画像を用いた個人照合ニューラルシステム
- 2方向運動刺激による運動残効の分離
- ファジィ競合学習を用いたモジュラー・ニューラルネット
- 撮像装置の動きパラメータを利用した運動物体検出法
- 運動物体検出メカニズムの計算モデル
- 自己組織的に機能を形成する運動物体検出モデル
- 運動検出ニューロンの出力統合による局所速度ベクトル推定モデルの改良
- 物体の運動知覚の神経回路モデル
- 局所運動検出セルを用いたイメージフローの一推定法
- 局所運動検出セルを用いたイメージフローの一推定法
- 奥行き計算を要しない運動物体検出モデル
- 運動物体の位置と速度ベクトルの計算モデル
- 動視覚刺激に対する知覚形成の計算モデル : 運動物体の位置と速度ベクトルの検出
- 視覚心理現象を説明できる局所運動信号統合モデル
- 剛体の速度ベクトルを検出するニューラルネットワーク
- 運動速度選択性の自己形成
- 層状ニューラルネットによる自動車画像認識
- 教師付き独立成分分析による音声の感情認識
- OBD(Optimal Brain Damage)による中間層素子削減方法の有効性
- 2次運動検出モデル
- 脳内認知地図のニューラルネットモデル
- 手形による個人認証 : 認識手法の比較
- 顔の時系列画像を用いたニューラルネットによる個人同定システム
- ニューラルネットによる掌紋特徴の抽出
- RBFネットワークを用いた顔画像認識
- 顔画像の前処理とニューラルネットワークによる認識
- 中間層素子削減のための評価関数E-factorとその有効性
- 非一様な相関を持つパターンを記憶した神経回路モデルによる典型性効果の再現(脳と知覚)
- 二次運動の知覚速度
- 2方向運動刺激による運動残効のコントラストおよびスピード依存性
- 2方向運動刺激による運動残効のスピード依存性
- 手の形状特徴を用いた個人照合システム
- 掌紋画像による個人照合システム
- 部分空間法による顔画像認識
- 独立成分分析を用いた掌紋画像の特徴抽出
- RBF出力素子を用いたモジュール型ニューラルネットによるパターン認識
- ニューラルネットによる掌紋画像の認識
- RBF 出力素子を用いたモジュール型ニューラルネット
- モジュール型ニューラルネットにおける追加学習
- RBF出力素子を用いたモジュール型ニューラルネットワークによる追加学習
- D-2-38 RBF出力素子を用いたクラス分類のためのモジュール型ニューラルネットワーク
- ニューラルネットを用いたテキスト独立型話者認識システム
- ニューラルネットによる掌紋の認識
- 多クラス分類問題における階層型ニューラルネットの使い方
- パターン認識における階層型ニューラルネットの構成法
- ニューラルネットによるテキスト独立型話者認識
- ニューラルネットによるテキスト独立型話者認識
- 多クラス分類問題における階層型ニューラルネットの使い方
- ニューラルネットを用いた掌紋の認識
- 素子単位の遺伝的アルゴリズムを利用した神経回路網の最適構造決定法
- 素子単位の遺伝的アルゴリズムを利用した神経回路網の最適構造決定法
- 状況判断のできるニューラルネット : 視聴覚技術
- リカレントニューラルネットによる時系列予測に関する研究
- 注視点決定のためのニューラルネット : 視聴覚技術 : 聴覚、音声関係および一般
- 階層型ニューラルネットによる経済指標予測
- 初期注視位置に依存しない空間マップの形成
- 経済指標の長期予測を行うニューラルネット予測システム
- 大きさに不変な特徴抽出機能を持つ神経回路モデル
- 空間マップ形成のための神経回路モデル