ニューラルネットによる掌紋画像の認識
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概要
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現在様々な犯罪が多発する中で, セキュリティーシステムに対する重要牲が高まっている.我々はセキュリティシステムにおける個人照合のための掌紋画像を用いた認識システムを提案する.掌画像中の太い線で定義される掌紋を検出するために, 3解像度のラインディテクターを用いる.このラインディテクターは, 掌の画像から16方向の成分を抽出することができる.掌の中心領域を20のピクセルに分け, 各ピクセル内の掌紋の量を特徴とする.認識はモジュール型ニューラルネットワークで行われる.モジュール型ニューラルネットワークの各モジュールは, 3層ニューラルネットで構成される.本システムの有効性を示すために, 25人の掌紋画像を用いてシミュレーションを行った.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-03-15
著者
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