5-2-2 京都大学「知識社会基盤構築のための情報学拠点形成」(5-2 情報・電気・電子分野の21世紀COE,3プロジェクトの拠点リーダーより)(5.大学での研究プロジェクト : 21世紀COEプログラム)(<特集>グローバル化時代の教育と研究)

概要

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21世紀に予想されている大きな社会変革に産業構造の変化があり,今後知識産業従事者が大幅に増加すると考えられている.本COEは,来るべき知識社会の基盤となる情報技術の開発とそれに関連する人材育成を主な目的としている.特に情報技術を基礎とした他分野との境界領域の学問の成立を目指しており,地域との連携や海外拠点といった面でも特色がある.京都大学大学院情報学研究科の得意分野である,アルゴリズム・基礎理論,メディア理解・処理及び人工知能,データベース・ウェブの研究などを有機的に組み合わせ,知識の獲得と提示のための知能情報メディア,情報流通革命の中心となるデータベースとウェブ技術研究という得意分野を更に発展させるとともに,知識循環社会のために,情報知財など他分野(特に,農,医などの理系と,経,法,教育,心理などの文系)との境界領域の研究分野としての確立に力を注ぐ.このためのフィールドワークとしての地域連携や,海外拠点による共同研究によって,知識社会の基盤となる情報技術分野の人材育成を行う.
2003-11-01