Al-Si-Cu半導体超LSI電極スパッタリング膜の〈111〉結晶軸配向性
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概要
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MOS LSIの配線に広く用いられるAl-1.0%Si-0.5%Cu膜のエレクトロマイグレーション特性を改善するには、粒径の制御とともに(111)に配向した膜の堆積が必要とされている。この膜の通常のX線回折測定では、Al(111)のスペクトルのみが検出され良好な膜と考えれて来た。本報告では新たにイメージプレーティング法薄膜X線回折測定によりこのAl配向面の精密な測定を行った。この測定からX線入射角度が13゜でイメージプレーティングのAl(111)のラウエスポットの強度が最大となり、Al(111)面が特定の方向ではなく任意の方向に16゜傾斜していることがこの測定から明らかになった。この配向の傾きの原因は膜の堆積の初期に粒径が膜の1, 10の(0.12μm)のCuリッチ層が核生成するためと結論できた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-05-19
著者
-
原 徹
法政大 工
-
堀 俊彦
理学電機x線研究所
-
奥田 智久
法政大学工学部
-
品田 清隆
法政大学工学部
-
原 徹
法政大学工学部
-
木野 幸浩
理学電機X線研究所
-
佐藤 貴久
理学電機X線研究所
-
長野 昌三
三菱化成総合研究所
-
上田 忠雄
三菱化成総合研究所
-
Hara T
Kanagawa Univ. Yokohama Jpn
-
木野 幸浩
理学電機x線研
-
木野 幸治
理学電機x線研究所
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