CAS2000-41 / NLP2000-49 母音ゆらぎに関する一考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
人の発声する母音は, 一般にピッチと呼ばれるほぼ同じ形状をした単位波が繰り返される基本構造を持つが, 繰り返される基本ピッチ毎にその周期間隔および波形は微妙に"揺らぐ"ことが知らされている。この母音に含まれるピッチの"揺らぎ"は, 母音が人間的で自然な発声音として知覚されるために必要不可欠であることが分かってきた。現在の主流な音声合成法の一つである線形予測符号化法でも, 人間的性質持った母音を合成するために, 自然なピッチ揺らぎを再現することはきわめて重要である。そこで本論文では、「線形予測符号化法の枠組で自然な音声を合成するために重要な要素は何か?」について比較検討を行なう。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-07-12
著者
-
長島 知正
室蘭工業大学情報工学科
-
合原 一幸
東京大学生産技術研究所:erato合原複雑数理モデルプロジェクト
-
合原 一幸
東京大学生産技術研究所:独立行政法人科学技術振興機構erato 合原複雑数理モデルプロジェクト
-
徳田 功
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
長島 知正
室蘭工業大学工学部情報工学科
-
合原 一幸
東京大学工学系研究科
-
徳田 功
室蘭工業大学 情報工学専攻
-
山本 裕一
室蘭工業大学工学科情報工学科
-
山本 耕一郎
室蘭工業大学工学科情報工学科
-
山本 耕一郎
室蘭工業大学 工学科 情報工学科
-
山本 裕一
室蘭工業大学 工学科 情報工学科
-
長島 知正
室蘭工業大学
関連論文
- Webサーフィンが生体に及ぼす影響に関する研究 : 生化学物質による客観評価の試み(感性情報処理)
- カオスニューロダイナミクスを用いた組み合わせ最適化技法
- A-2-8 二次割り当て問題のニューラルダイナミクス解法におけるコーディング法の性能解析
- カオスダイナミクスを用いた二次割り当て問題の解法とその性能解析
- A-2-25 カオスニューラルネットワークを用いたTSPの解法における発火判定法の改良
- A-2-24 発火率制御を導入したカオスダイナミクスによる二次割り当て問題の解法
- カオスダイナミクスを用いた二次割り当て問題の一解法とリアプノフ次元を用いたダイナミクスの定量化
- A-2-6 カオスダイナミクスを用いた二次割り当て問題の一解法
- 膵ランゲルハンス島β細胞集団のカオス同期における順列エントロピー
- ニューラルカオスシステムにおけるノイズ誘起特性