立体図形の適切な回転提示速度の推定に関する検討

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概要

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立体図形を回転させて画面に提示する場合を対象として、図形の適切な回転速度を検討した。図形の種類、大きさ、表示モデルが異なる8種類の図形について、図形の形状が把握しやすい回転提示速度を測定した。また、2眼式立体ディスプレイを用いて立体提示した場合と平面提示した場合を比較検討した。その結果、次の結果が得られた。(1) 適切な回転速度は立体提示のときの方が平面提示のときよりも速い。(2) 回転速度は画像によって異なり、さらに個人差が大きい。(3) 類似した画像間では、異なる画像であっても、回転速度の相関が高い。さらに、個人差を考慮した適切な回転速度の推定方法についても検討した。
2001-03-03

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