述語の型階層と二面性を導入した状況推論システム (&特集>「記号論理とAI」)
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概要
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知識表現システムにおける問題は, さまざまな形態 (事例, 法則と背景知識) の知識を扱うことである. 形態の違いは, 知識表現の抽象の度合いの変化をもたらすため, 概念と概念間関係を記述する手段が必要である. さらに, 事例は状況を伴っており状況に依存した表現が求められる. 本研究の目的は, 論理型言語の拡張として, 引数を越えた述語の型階層および述語の二面性を考慮した単一化を行う状況推論システムの提案である. 概念構造である型階層を, 項だけでなく述語にも導入すると新たな問題が発生する. それは, 述語間の引数の構成による階層表現の難しさ, 述語の2通りの解釈による意味的な曖昧さである. 本システムは, それらの問題に対処する. システムの実現にあたっては, 論理的な構文と意味論を定義してプログラミング言語の形式化を行う.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-11-13
著者
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