ウェーブレット領域独立成分分析による高速fMRI解析
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概要
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独立成分分析は磁気共鳴機能画像(fMRI)解析の強力な道具として注目されているが、データの大きさや求める成分数にしたがって計算コストが急激に上昇する欠点がある。そのため主成分分析などを用いた次元低減がしばしば併用されるが、ノイズを多く含むfMRIデータにおいては、その正当性が疑問視されている。本研究では、ウェーブレット空間で圧縮したデータに独立成分分析を適用し、次元低減を行わず高速に脳活動成分を得る方法を検討したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-09-07
著者
-
村木 茂
電子技術総合研究所
-
村木 茂
産業総合研究所
-
村木 茂
電子技術総合研究所 ビジュアルコンピューティング・ラボ
-
中井 敏晴
独立行政法人産業技術総合研究所ライフエレクトロニクス研究センター
-
中井 敏晴
電子技術総合研究所
-
松尾 香弥子
電子技術総合研究所ビジュアルコンピューテイング・ラボ
-
中井 敏晴
国立長寿医療センター研究所長寿医療工学研究部脳機能画像開発研究室
-
中井 敏晴
独立行政法人産業技術総合研究所ライフエレクトロニクス研究ラボ医用ビジョングループ
-
松尾 香弥子
国立長寿医療センター研究所長寿医療工学研究部脳機能画像開発研究室
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