ウェーブレット変換を用いたボリュームデータの近似
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概要
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ウェーブレット変換を用いて, 滑らかで複雑な物体形状を効率良く表現する方法を提案する.3次元ウェーブレッド変換をボリュームデータに適用することで, 任意の3次元物体が空間的に局在した3次元基底関数に容易に展開でき, 同時にその物体の多重解像度表現も得られる.滑らかに減衰する基底関数を用いると, 展開係数の中から影響の小さいものを取り除いても不連続が生じないため, 任意の物体形状を比較的少数の3次元関数の線形和で滑らかに近似できる.さらに, 多重解像度表現の性質を活かして, 場所ごとに近似の解像度を変えることが可能になる.本手法を実際のボリュームデータに適用した例を示す.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1992-12-20
著者
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