ウナギおよびティラピアの死後変化に及ぼす即殺前加圧処理の影響

元データ 2001-03-15 公益社団法人日本水産学会

概要

水中の生きた魚に水面から2∿5 ata(絶対圧)の空気圧を50分間加える加圧処理(PT)を行い, 即殺後にPTが魚体の死後変化に及ぼす影響を検討した。ウナギおよびティラピアをPT(4.5 ata)した場合, 酸素は常圧より2.1倍多く取り込んだ。即殺後のATP初期含量は, 背肉で対照区より1.4倍多く, それぞれ6.9,4.1μmol/g存在した。そのため, ATP含量は5℃で貯蔵した後も高濃度に保持され, 最大硬直到達時間が両魚種とも対照区より1.4倍遅延し, それぞれ78.0h, 12.5hとなった。以上より, 致死以前に生きた魚を加圧処理することで死後硬直が遅延することが認められた。

著者

進藤 穣 鹿児島大学水産学部資源利用科学講座
永井 慎 鹿児島大学大学院連合農学研究科
御木 英昌 鹿児島大学水産学部
進藤 穣 鹿児島大学水産学部
永井 慎 名城大学生命薬学リサーチセンター
御木 英昌 鹿児島大学
進藤 穣 鹿児島大学大学院連合農学研究科

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