B-22 複合電析法による金属被着面処理法(その5) : 電析層の耐食性について

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概要

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演者らは崎に、Sn電析液中に各種のアルキルアンモニウム塩およびアルキルアンモニウム塩で処理したポリマーを添加した複合電析処理法が、歯科用金属に対する接着強さおよび耐久性につながることを報告した^<1, 2)>。しかし、これまでの接着耐久性試験が蒸留水中で行い、腐食に関しては検討していなかった。今回、生理食塩水、酸性およびアルカリ性液中で各種電析処理面の耐食性を検討した。その結果、生理食塩水中に10日間浸漬した場合、Sn電析と複合電析では差はなかったものの、酸性液中では複合電析およびポリマー含有複合電析のほうが、接着強さが高く耐食性に優れていることが分った。また、試験体の形状の違いによっても耐食性に差が生じた。
日本歯科理工学会の論文
1988-09-01

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