A-32 クリアフィルニューボンドの歯質接着性能について
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概要
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昭和52年にクリアフィルボンドシステムFを開発して以来、歯質接着性を生かしていくつかの商品化を図り、歯質接着修復のもたらす臨床的効果も明らかになってきている。今回演者らは新規なリン酸エステル系モノマーの開発^<1)>により、更に歯質接着性能の強化に成功したので報告する。このニューボンドは酸処理した人歯象牙質およびエナメル質ともに一段の接着力の向上が認められるが、特に酸処理なしの象牙質において70Kg/cm^2の接着力を示し、従来のクリアフィルボンドの酸処理を施した象牙質接着力に近接した優れた接着性を確認した。
- 日本歯科理工学会の論文
- 1984-09-20
著者
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山内 淳一
(株)クラレ メディカル研究開発室
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山内 淳一
(株)クラレ
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小村 育男
(株)クラレ メディカル研究開発室
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植村 富美子
(株)クラレ
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小村 育男
株式会社クラレメディカル事業本部
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小村 育男
(株)クラレ メディカル研究開発
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