P-49 充填用光照射型グラスアイオノマーとV級窩洞との間隙 : 吸水膨張の効果
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概要
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充填用光照射型グラスアイオノマーのV級窩洞修復における吸水膨張の効果について、窩洞全周の間隙の発生数から検討した。次にエナメル質に対するより確実な封鎖性を期待して、リン酸処理(10秒)についても検討した。その結果、リン酸処理の効果が認められ、いずれの処理材についても光照射直後に研磨した場合に比べて1日間浸水後に研磨した方が間隙の発生が少なかった。よって、リン酸処理(10秒)し、1日間以降経過して研磨することにより、より好ましい臨床結果が得られるのではないか、と考えられた。
- 日本歯科理工学会の論文
- 1995-03-31
著者
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