修復用レジンと歯質との接着 : 第1報 アミノ酸誘導体による被着面処理効果について
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概要
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重合基としてメタクリル基およびアクリル基を有するアスパラギン酸誘導体を新規に合成し, 被着面処理材中の化合物の濃度および重合基の種類が, 象牙質とボンディング材の接着強さにおよぼす影響について検討した.また, 被着面および接着界面のSEM観察も行った.その結果, 5wt%N-methacryloyl aspartic acid水溶液処理で10.4±3.2MPa, 20wt%N-acryloyl aspartic acid水溶液処理で16.0±5.9MPaの引張接着強さが得られた.また樹脂含浸層の厚みはそれぞれ0.7μm, 1.8μmであった.
- 1996-07-25
著者
-
井上 清
岡山大学歯学部歯科保存学第一講座
-
鈴木 一臣
岡山大学歯学部歯科理工学講座
-
鈴木 一臣
岡山大学歯学部
-
中井 宏之
岡山大学歯学部歯科理工学講座
-
中井 宏之
岡大・歯・理工
-
伊東 孝介
岡大・院・保存修復
-
伊東 孝介
岡山大学歯学部歯科保存学第一講座
-
鳥井 康弘
岡山大学歯学部歯科保存学第一講座
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