環境融和型インタフェースデザイン
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概要
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20世紀がIT技術による,ヒトとヒトのコミュニケーション時代であったのに対し,21世紀はユビキタスネットワークにより,ヒトとヒト,ヒトとモノ,モノとモノのコミュニケーション時代である.本稿では,その新しいコミュニケーションに適合した環境融和型インタフェース設計について,コミュニケーション距離,ネットワーク層と知識マイニングの3点から考察する.コミュニケーション距離の観点からは,ホールの近接学(proxemics)に基づき,インタフェース設計ギャップを明らかにする.複雑なネットワーク層を根底にしたインタフェース設計では,設計者がITインフラを理解し,可視性をいかに維持するかが肝要である.インタフェース設計はワープロに始まるオフィス知識の電子化,VRなどにみる現場知識の電子化というように,既存知識を電子化し,それをユーザに使いやすくすることで,進化してきた。しかし,次世代インタフェース設計の対象はコミュニケーション自身であり,従来のような既存知識が存在しない.したがって,インタフェース設計者自身が知識集約とその体系化も行っていかねばならない.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 2004-11-11
著者
-
土井 美和子
(株)東芝研究開発センター
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土井 美和子
(株)東芝
-
土井 美和子
株式会社東芝
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土井 美和子
(株)東芝研究開発センター情報・通信システム研究所
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土井 美和子
(株)東芝総合研究所
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土井 美和子
(株)東芝研究開発センターマルチメディアラボラトリー
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